転職サイト使う 20代 後半のあなたへ

 

“質問:20代後半の女性です。はじめて転職をするのですが、今からでも大丈夫なのでしょうか?
結論:20代後半でも大丈夫、ただし自分にあった転職エージェントを選ぼう!”

20代後半からの転職は厳しい?

「20代後半ですが、はじめての転職です、そもそも転職できるのでしょうか?」
「上司や同僚には、お前はどこに行っても同じだから、転職なんてしても意味ないと言われてしまいます」
転職をしようかと思っている方から寄せられる声の中で多く頂く声です。
筆者は「20代後半こそ転職すべき」と考えております。
その理由3つを厚生労働省のデータを参考にしてお話ししていきます。


※引用:厚生労働省「令和2年雇用動向調査結果の概況」https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/21-2/dl/gaikyou.pdf
厚生労働省「令和2年雇用動向調査結果の概況」を見てみると分かること
①グラフとしては右肩下がりであること
②性別によっては、転職率が高い年齢層がある
③30代になるとどの層も割合が下がること



①「グラフとしては右肩下がり」であることから、年齢を重ねる毎に転職はしづらくなる傾向がある、ということが分かります。
雑な言い方になってしまいますが、
「若い内の転職はよくあること、みんな経験すること」であると言えると思います。
転職こそしなかったものの、人間関係に悩んで、社内での部署配置換えをしてもらった人や、転勤などの勤務地の変更、グループ会社への出向を経験している人も、
これを読んでいるあなたの周りにも意外と多くいらっしゃるのではないでしょうか?

上記のような方々は、転職率には反映されていないものの、実質的には社内転職のようなものだと捉えることが出来ます。
誰しも初めての会社で、業務が合わなかった、人間関係が合わなかった、土地柄が合わなかった、は「よくある話」だと言えます。
自分だけが根性がない、忍耐力がない、などと自己否定をしながら会社に通い続けることこそ悪だと思っています。
会社は世の中にたくさんありますし、数多くの転職者を私たちは支援し、次のステージへ送り出してきました。
まずはあなただけの悩みではないこと、自己否定をしないこと、これだけでも分かっていてほしいと思います。

② 性別によっては、転職率が高い年齢層がある女性の場合、20代後半でライフステージの転換(出産や育児)を迎えることもあり、転職率が高めの傾向にあります。
女性では、結婚、出産等のライフイベントを見越した20代のうちの転職をすべきだと考えます。
福利厚生が充実している職場、職場復帰がしやすい職場、パートナーの転勤に対応できる職場等をいまから選ぼうとされる方は決して少なくありません。
また、男性の場合、60歳以降の転職が急激に伸びていますが、定年退職後の動きと連動しています。
男性では、定年までにしっかりとスキルを貯めていますか?で、その後の動きが大きく変わります。
老後2000万円問題もある通り、未来を見据え、スキルや経験がしっかりと積める職場であるか?の判断をする必要があります。
男性、女性どちらにも言えることは、問題に直面して慌てて転職をするのではなく、自身の定期メンテナンス、
棚卸しも兼ねて、今から転職準備をしておくことが20代後半には必要ということです。


③30代になるとどの層も割合が下がること
これを読んでいるあなたが20代であれば、今がチャンスということを如実に表しています。
30歳をひとつの区切りと捉えることが多いと思います。
それは転職する側も、転職を受け入れる側も、共通意識として持っています。
転職する側としては「なんとなく今のままでいいのかな?って不安に思ってたけど、
私はもう30歳になってしまったし」と20代で踏み出せなかった場合、そのまま動けないことが考えられます。
受け入れる側も「20代でこれからも活躍してくれる人がいいな」と「30歳という年齢だけでマイナス評価を受けてしまう可能性が高くなる」ということがあり得ます。
(すべての業種というわけではなく、一部の職種はその限りではありません。
つまり、双方にとって、20代後半での転職は、絶好のタイミングだと言えます。
今、現状に不満がないのであれば、転職はする必要は無いと思います。
しかし、すこしでも今の会社や人間関係に疑問や不安があるのであれば、トライすべきです。
転職活動自体は「無料」で出来ます、大金を払っておこうなのであれば、慎重になるべきですが、
費用がかからない以上、行動しないことの方が損だと筆者は考えています。
今感じてるその気持ちを絶やすことなく、一歩踏み出すことが、20代のあなたには必要なのではないでしょうか?

転職エージェントのおすすめ

では、転職をどう進めるべきなのか?何を基準に考えれば、自分に合った職場が見つかるのか?
不安に思われている方も多くいると思います。
その際に頼りになるのが、転職エージェントです。
転職エージェントを使うべき理由と選び方をお話ししようと思います。
Marketing Media Labは、20代-30代4,000人を対象にコロナ禍での転職意識、転職サービスの利用状況に関する調査を実施いたしました。
どの転職サイトでも、悪かった点として、共通しているのが、担当者とのコミュニケーションについて、でした。
自分の意図をしっかりと伝えていたつもりが、思ったように伝わっておらず、希望とは違う求人を紹介された。
担当者によって当たり外れがあるように感じた。
紹介された求人の中には自分にそぐわないものもあり、手前で篩をかけておいてほしかった。などの意見があったようです。
やはり、はじめての転職をサポートしてもらうのは、しっかりと自分のことを見てくれているエージェントか?という視点を持つことが大切だと筆者は考えています。
また、都合のいいことや、メリットばかりを話すエージェントも、黄色信号であることは間違いありません。
しっかりとこちらの質問に答えてくれるか?
対応は丁寧か?と自分の目で判断していくことが転職サイト選びでは確認していく必要があります。
転職エージェントは、数多くの人を支援したり、中には企業の内部も知っている方おり、転職者との知識量に差があるのが実際のところです。
だからこそ、自分一人で行うのではなく、自分のことをみてくれる転職エージェントと共に転職活動を進めていく姿勢が大切です。

結論

20代後半こそ転職をすべき!理由を3つ復習します。
1つは、年齢を重ねるほどに転職はしにくくなるという事実です。
厚生労働省のグラフは右肩下がりであり、年次が進めば転職の率自体は下がっているのが現状です。
もう1つは、20代から自分の人生設計をしておく必要があるということ。
いきなり転職は難しい、常に自分の市場価値を確かめるためにもメンテナンスが必要。
最後に、20代後半がエネルギーに溢れて転職しやすいということ。
30代になると売り手も買い手も渋ってしまうことあり。
そして、転職の右も左もわからない人は、転職エージェントというプロに任せましょう。
ただし、自分と合うかどうか?の相性はしっかりと見定めての利用していきましょう。
あなたが次の輝けるステージにいけることを願っています。

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